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オフィスの引っ越しの平均相場はいくら?|費用の見積もりガイド

作成日:2024.3.14更新日:

ビジネスの拠点を新たな場所へ移し、更なる経営の発展を目指す事業主や経営者の皆様、オフィスの引っ越しに関する平均相場と費用を抑えるポイントは把握していますか。

オフィスの引っ越しは、オフィスの規模によって費用が異なるため、個人宅の引っ越しとは費用相場が大きく異なります。オフィス移転の成功の鍵は、平均相場を理解し、業者に見積もりをとった上で、明確な予算を立てることです。

また、本記事では、引っ越しに際しての出費をなるべく抑えるため、具体的な節約ポイントもご紹介します。時間と費用を最小限に抑え、効率的かつスムーズなオフィスの引っ越しを実現するためのヒントを提供します。是非、貴社の成長と発展の手助けとして、ご活用下さい。

どれくらいかかる?
オフィスの引っ越しにかかる費用とは?

オフィスの引っ越しは、ビジネスの大きな転換となり、より良い職場環境を築くことは、従業員のモチベーションアップや取引先との契約を成功させることにもつながります。

一方でその引っ越しに伴う費用面の課題をどのように解決をするべきでしょうか。その具体的な費用と、どう節約できるのか詳しく解説します。

コスト

オフィスの引っ越しにかかる平均相場は?

オフィスの引っ越しにかかる相場は、オフィスの規模によって異なりますが、数百万円〜数千万円の費用がかかるといわれています。

ただし、この「相場」はあくまで基本的な指標であり、具体的な移動距離やオフィスの具体的な規模、選択する業者の料金体系など、多くの要素によって左右されます。 そのため、具体的な見積もりを取ることが最も確実な方法であり、オフィスの引っ越し計画をその都度見直しながら最後まで確実に遂行することが重要となります。

旧オフィス退去時にかかる費用

オフィスの引っ越しをする上で、まず考えることは、旧オフィス退去時にかかる費用です。費用は、「原状回復工事費」、「産業廃棄物の処理費」の大きく2つ分ける事ができます。

・原状回復工事費
小規模オフィス(50坪以下) : 3~5万円 / 坪
大規模オフィス(50坪以上) : 5~10万円 / 坪

・産業廃棄物の処理費
2トントラック : 7~8万円
4トントラック : 12~15万円

新オフィス入居時にかかる費用

新オフィス入居時には、敷金や礼金、保証金などといった初期費用が必須となります。 これらは賃料の数ヶ月分を要することが一般的で、物件や地域により異なる点を念頭に置いておきましょう。

・敷金
小規模オフィス(50坪以下):賃料4~6カ月分
大規模オフィス(50坪以上):賃料6~12カ月分

・礼金
賃料1~2カ月分

・仲介手数料
賃料1カ月分

・保証会社加入料
賃料1カ月分

・火災保険料
2万円 / 2年間

・前賃料
入居月と翌月分

・備品購入費
従業員1名あたり5万円〜30万円

新オフィスの内装工事にかかるリフォーム費用

新オフィスのリフォームでは、天井や壁、床等の内装工事、電気や空調、ネットワーク等の設備工事が含まれます。 リフォームに必要な費用をしっかりと理解し、適切な予算を設定することが求められます。

・内装工事
25~40万円(1坪当たり)

・設備工事
5~15万円(1坪当たり)

オフィスの引越し費用 相場

オフィスの引越し費用は、移転先の規模や移動距離などにより左右されます。 規模が大きく、移動距離が長くなれば、当然ながら費用は増えます。

・引越し費用の一般的な相場
2~5万円程度(従業員1名)

その他諸経費

その他諸経費として、オフィスを移転する上で、税務署や法務局、ハローワーク等の各関係機関へさまざまな書類を提出しなくてはいけません。 書類によっては、作成するために知識が必要となり、専門家に頼まなくてはいけないケースがあります。 その場合、数十万円程度の費用がかかります。

また、その他には、事務所移転での住所変更により、ホームページの修正や名刺の作成等の費用がかかります。

オフィスの引っ越しで費用を抑える5つのポイント

オフィスの引っ越しに際して発生する費用を抑えるポイントを紹介します。 これらのポイントを吟味し活用することで、無駄な出費を削減し、効率的にオフィス移転を実施するための知識と戦略を得ることができます。 以下のポイントをぜひ参考にして下さい。

  • オフィスの引っ越しの見積もりは複数業者からとる
  • 工事は複数の業者には頼まない
  • オフィス家具や備品を再利用する
  • 居抜きオフィスを利用する
  • 事務所移転のコンサルティング業者に相談する
段ボール

オフィスの引っ越しの見積もりは複数業者からとる

オフィスの引っ越し費用を節約するポイントとして、見積もりは必要不可欠な工程です。

1つの業者に依存するのではなく、複数の業者から見積もりを入手することを強く推奨します。 その理由としては、各業者の提供するサービス内容や費用は異なるため、これらを比較検討することで、最適な業者を選び出す選択肢が格段に広がるからです。 加えて、見積もりを競争させることによって引越し費用を節約し、経済的な負担を軽減することも期待できます。

ビジネスシーンにおいてはコストダウンが求められる中、積極的に複数の引越し業者から見積もりを取ることで、高品質なサービスを低価格で得ることが可能になります。

工事は複数の業者には頼まない

オフィスの引っ越しにかかる工事には、「現状回復工事」や「内装工事」、「設備工事」などがあります。

オフィスの引っ越しに際して、工事は予算やコストの面で特に悩まれるポイントかと思います。 工事について効率的に取り組むためのポイントは、複数の業者に頼まないことです。 なぜ複数の業者に依頼せず、1つの業者に依頼することを推奨するのでしょうか。

その理由は、コミュニケーションコストと費用の抑制にあります。 まず、複数業者に分けて依頼すると、各業者間の調整や連携に手間がかかります。 それが仕事の流れを妨げ、結果的に期間が長引くリスクがあります。

さらに、それぞれの業者間での独立したコミュニケーションが発生し、それは予想以上のコミュニケーションコストになります。 そのため、オフィス移転工事に際しては、一貫した作業の流れとコストの観点から、できる限り1つの業者に依頼することを推奨します。 これにより、スムーズなオフィス移転と経費削減を実現し、貴社のビジネスにより一層の集中が可能となります。

オフィス家具や備品を再利用する

オフィス移転の際、コストを削減する有効な手段としては、既存のオフィス家具や備品の再利用が挙げられます。 全て新しく購入する必要はなく、現在使用している家具や備品がそのまま新しいオフィスでも利用可能であれば、それらを活用することで、無駄な出費を抑え、引っ越し費用を抑制することが可能となります。

ただし、全てを持ち越すわけではなく、事前に不要な物の整理を行うことも忘れてはいけません。 不要な物を予めリサイクル業者に売却することも検討しましょう。

必要なものだけを持ち越すという、賢い引越し準備こそが、費用節約の秘訣です。

居抜きオフィスを利用する

オフィスの引っ越しに際して、居抜きオフィスを利用することで費用を大幅に節約することができます。 居抜きオフィスとは、前のテナントが使用したオフィス家具やレイアウトを引継ぎ、そのままの状態で使用するオフィスのこと指します。 条件があえば、新たに内装工事をする必要がないため、工事費用を抑えることができます。

しかし、前のテナントが原状回復をせずに退去するため、家具や設備に対して修理が必要になるケースも考えられます。 そのため、契約前に実際の内部の状態をしっかり確認することが重要です。

事務所移転のコンサルティング業者に相談する

引っ越し費用の節約や移転に伴う様々な課題を解消するためには、事務所移転の専門のコンサルティング業者への相談が非常に有効です。 プロのコンサルタントは、豊富な経験と知識から、あなたが一体どのような手段で費用を抑え、どのポイントに特に注意を払うべきなのか、具体的で専門的なアドバイスを提供します。 これにより、頭を悩ませる事務所移転が、効率的かつ無駄がないものへと変わります。

独自の視点で問題を捉え、的確な解決策を示すコンサルタントの意見を採用することで、無理なくスムーズに事務所の引越しを進められます。 まずは、混乱や不安を解消し、確実な成功に向けて進むためにも、一度、専門家のアドバイスを聞いてみてください。

オフィスの引っ越し
に関するまとめ

この記事では、事務所の引っ越しにかかる平均相場や費用、節約のポイントを、さまざまな観点から解説をしてきました。 オフィスの引っ越しは、総額で数千万円以上の費用が必要となるイベントで、会社にとって今後の将来の展望を決める大切なことです。 そのため、移転する目的や実現したい目標を明確にして、余裕のある長い期間の中で、慎重に計画を立てることが重要です。

弊社は、東京都内の賃貸オフィスを中心に、事務所の移転を検討されている事業主や経営者の皆様をサポートさせて頂きます。 オフィスの引っ越しをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談下さい。

オフィスの引っ越し
に関するよくある質問

クエスチョンマークオフィスの引っ越しで、専門業者に依頼する際に、どういった基準で選べばいいでしょうか。

アンサーマークまずは、依頼する専門の業者の実績をホームページで確認しましょう。業者の過去の取り組みや対応実績をつうじて、その信頼性を判断することができます。 さらに、オフィスの引っ越しには、業者の担当者とのコミュニケーションが非常に重要です。その担当者が信頼できる人なのかどうかも見極めるポイントです。